はじめに
慶應義塾高等学校に合格した「山本くん」のお母様
門野坂:本日は合格者インタビューということで、山本さんのお母様にお越しいただいております。本日はよろしくお願いします。
山本 :よろしくお願いいたします。
門野坂:改めて受験本当にお疲れ様でした。
山本 :ありがとうございました。
門野坂:まずは、お子様が合格された学校を教えていただいてもよろしいでしょうか。
山本 :はい。合格先は4校合格をいただきました。慶應義塾高等学校、立教新座高等学校、明治大学附属中野高等学校、桐蔭学園高等学校の4校です。
門野坂:ありがとうございます。
桐蔭の方はあれですよね、併願、書類選考で。
山本 :そうです、書類選考で。
門野坂:他は一般試験を受けられてという形ですよね。
山本 :はい、そうです。
「補欠合格」でヒヤヒヤ
門野坂:初っ端からぶっ込んでいきますけど、最初全部補欠で出てっていうところからの合格というところで、どうだったんですか。正直、最初の補欠通知を見た時は、お母様としてはどういう心境でしたか?
山本 :日程的には、入試は立教新座から始まったんですけれども、立教新座に関しては思ったよりも…非常に厳しいと思ってたんです。見通し的に。
レベルを考えると厳しいかなってのが率直なところだったので、補欠に入れた事と不合格でもなかったという結果と、順位から考えると悪くない立ち位置にいるんだなと、確認できてホッとっしましたね。
本来であれば合格して、やった!というのが理想ではあるんですけども、でもまぁその後にここ神奈川ですけど、埼玉の学校を1日に受けて、10日から通学しやすい神奈川エリア、東京だったりなど、本人の志望順の高いところが続くので、そこに向けてのスイッチが入りました。
ちょっとホッとしたっていうのが、立教新座に関してはあります。
門野坂:なるほど。そうなんですね、分かりました。
じゃあ、改めて結果出た時の心境などは、後ほどお伺いできたらと思って、
まずはここの塾を選んでいただくまでの経緯というか、最初の部分をお伺いできればというふうに思うのですが。
まず率直にお伺いしたいんですけど、この川崎学舎を選んでくださった入塾の決め手は、どういったところになるんですか?
慶應川崎学舎を選んだ経緯
山本 :振り返ると長いものがありまして、川崎学舎の設立からお世話になりました。
なので2020年の10月ですね。
きっかけとしては、その前にお世話になっていた川崎市内にある中規模の塾が閉校されるという流れがあって、その後の流れとして某大手の塾に案内されたんですね。
そこに行くか別のところに行くか、それぞれご判断くださいという状況だったんです。
で、やはり閉校がすごく突然だったので混乱してしまって。
元々は、そもそも中学受験をするかどうかっていうやり取りがあったんです。4年生の頃に。
5年に入ったあたりで中学受験って本人が言い出したので、今からでも間に合うのかなって。
でもその当時の状況考えると、中学受験はちょっと厳しいので、今からはやめようって。本人のどっちが向いてるかなって考えた時に、やっぱり高校受験だなって思ったんですね。
では、高校受験向けの塾に行こうとなって中規模の塾にお世話になることになった。
ただ、そこがもう廃業することになってしまった。
そこで、某大手の塾の説明会に案内されて行ったんですけど、違和感があって。実績もあるし校舎もいっぱいあるし距離もさほど変わらないし、そこに入るのもひとつの選択肢ではあるんだけれども、うちの息子の向き不向きを考えたときに、多分呑まれるなと思ったんですね。
で、違和感を持ちながら帰ってきた時に帰りのエレベーターの中で、同じような中規模の塾の保護者さんにお会いして、初めまして、ほんと悩みますよね、どうしますっていう…会話になって、そういえば塾長(今村)先生が塾立ち上げるらしいよっていう話をエレベーターの中でお聞きして「そうなんですか!」ってなって「え、私も知りたいです」って情報交換をして…
門野坂:そういう背景だったんですね。
山本 :そうなんです。もう本当に藁をもすがるみたいな。
ちょっとこんな状況で大変ですけど、お互い頑張りましょう、貴重な情報ありがとうございましたってなって、「あの実は新しい塾を立ち上げるってことを伺ったんですけど本当ですか?興味があります。」みたいなメールを送って、レスポンスをいただいて。
まだ、ここ(現学舎)も無い時で川崎の駅前の確かカフェだったんですけど。
ほんとにもう振り返ると…
いや実は、今ちょっと場所ほぼ決まって教室作っててみたいな段階で。
先生たちの"本気"が伝わり、入塾
塾長先生を含めて3人からお話を伺って、どんな塾を作りたいか、こういう場所にしたいんだとか、こういうふうに事業展開をしていくとか、まだ何も見えない中でも具体的でかつ思いが伝わってきたんですね。
あ、本気なんだなって。何か整ってる中で始めるのではなくて、それでもなおこの塾のこの理念のもとであれば、託してみたいなと思う何かがあったんですね。保護者からすると、塾ってやっぱり長い時間とお金を託すので。
それが1番大きかったです。
もうひとつは、中学受験しない以上、英語だけは早く始めておかないとおそらく苦しいなと思ったので、6年生のうちに入塾を決めました。
門野坂:なるほど。はい。ありがとうございます。
色々お話をお伺いしていきたいんですけど、まず聞いてみたいのはそもそもの進路設計というか、どういう学校を具体的に狙っててとか、そういうここの塾に入る前というか、そもそもどういった未来を想定、理想として掲げてたのかをお伺いしたいんですけれども。
山本 :この塾に入る前…
門野坂:はい、そうです。お子様の進路についてはどういうビジョンを思い描いてたのか、お伺いしたいんですけどありますか?
「先が読めない時代」の子供の進路
山本 :今もですけど、これからの時代って学歴があれば良いという時代ではないので、自分が何をしているときに幸せを感じて、没頭できるのかを自覚すること。
これだったら自分が好きだなって、深めたいなっていうものを見つけて、それを大事にしていくことが1番コアになると思うんですね。
先が読めない時代なので、そう考えると学歴は浮き輪でしかないんですね。
学校に行くのは、子供本人なので。
それがどの学校に行っても、1番大事なのは好きなものを見つけること、あとその状態の自分を見つけることだと思うんですね。
それがどんなところだったら見つかりやすいかな、いろんな刺激だったり友達との出会いだったり先生との出会いだったり、本人なりに見つけやすいところ。
まぁ、本人が居心地の良いところであれば、本当に率直にどこでもいいと思ってました。
門野坂:あぁそうなんですね。
山本 :そうなんです。どこでもいいと思ってました。
今回の結果についても、結果だけ見るとこうですけど全落ちの可能性も当然ありましたので、親として1番大事なのは本人が自立してくれることなので。
門野坂:今の話ですごく印象的だったのは、やっぱりここで最低でもMARCHに行って欲しいとか、そういう具体的なラインが今出てくるのかなと思ってお伺いしたんですよ。
ところが今お話聞いていると変化の激しい時代、答えが見つかりにくい時代において、自分が好きなものを自覚して取り組んでいく態度とか、そういったところに着目してお話してくださったじゃないですか。
それと関係してるんじゃないかなと僕は思うんですけど、この塾はもちろん新しい塾でまだできて数年しか経っていないような塾なんですけど、立ち上げの当初から理念とか気概とか、そういうところを買ってくださってる訳じゃないですか。
ちなみに、どういうことを説明されて、どういうところに良いと思ったのかっていうのを少し言葉にできたりしませんか?これ難しい質問ですよね。
山本 :資料取ってないな…ちょっと説明ずれてたらごめんなさい。
門野坂:いえいえ全然。
事実っていうよりも、どう受け止めたかについて、少しだけ言葉にしていただけると。
入塾の決め手とは?
山本 :もう理念そのままだと思います。「とことん向き合う最後まで」だと思います。
本当に魅力的だと思ったのが目の届く範囲での規模であること、先生方の目が届く人数規模である。これやっぱり大規模にはないんですよね。
かと言って完全個別でもない、完全個別だと生徒に先生が合わせてくださるのでそれはそれでひとつありなんですけどでも、切磋琢磨して自分の殻を越えていかないと先には進めないので、その環境の掛け合わせがすごい魅力的でした。
門野坂:なるほど。ありがとうございます。
まず最初「とことん向き合う最後まで」という私たちの理念があって。
あと次はシステム面言及して頂いたんですが、1学年10人というところで非常に小さな規模の一応集団という形で、でも10人だけだからこそよく僕たちも1人1人に向き合う事ができてると思うし、その完全個別でもなく、かと言って大手の塾みたいな大集団でもない目の届く範囲で向き合ってくれるっていうのは魅力だったという形になりますかね。
ありがとうございます。
そういった形で選んで小学校6年生の結局10月ですかね?
もっと早く始めておけばよかった教科
山本 :10月ですかね。
特に説明受けた時に、英語を始めなきゃっていう頭でいたんですね。
で、こんなふうな教材使ってとか、色々説明があってそこがすごく魅力的でしたね。
やっぱり英語に関してはもっと早く始めても良かったなと今でも思いますね。
本人もなんだかんだで高校受験中3くらいになってくると、英語だけはもっと早くやれば良かったって本人もつくづく言ってます。
門野坂:まぁ正直ね、英語の不安定さとか心配は最後まで残りましたよね。
そういった意味では早く始めてればっていうところ、なるほど。
その小6で入った当時は、英語を?それとも全科目?
山本 :あの時は、全科目やってたような気がするな…
記憶がちょっと朧げですね…でも多分3教科だった気がします。
算、国、英ですね。
門野坂:ありがとうございます。
中学生になってからは、おそらく3科で。
山本 :そうですね、3科で…5科やった時期もありました。
門野坂:そうなんですね。
山本 :最初3科で、中13科で、中2は5科で、中3は3科でした。
門野坂:なるほど。ありがとうございます。
うちは私立狙ってる方が多いので3科を基本としてるんですけど、ご要望があれば理社をっていう形ですので、中2の時は5科で受けてくださってるっていう感じなんです。
ありがとうございます。
山本 :あと公立、後からですみません…
当初は公立の上位校に、まだ下の兄弟が続くので公立の上位校に行ってくれたらいいな、くらいの漠然としたものは根底にありました。
門野坂:じゃあちょっと正直進路の面では、入ってからも悩んだ側面はありました?
山本 :ありました、ずっと悩んでました。
これで良いのかなとかいけないのかなとか、迷いながら迷いながらで。
そうですね、その度に塾長先生に相談させていただいて、面談の場をいただいたりして。1つ1つ状況に応じて、この子にとって何がベストなんだろうっていうのを突き詰めて考えた3年間でした。
門野坂:なるほどなるほど。
ちょっとその話もう少し掘り下げてお伺いしたいんですけれども、例えば具体的にどういう選択肢があがって悩まれたのか、具体化させてお話お伺いできたりしますか?
山本 :具体的に学校でですか?
門野坂:公立の上位と、私立の進学校、私立の附属校とみたいな。
どういう観点で悩まれてたのかなっていう。
「公立?私立?」から迷った学校選び
山本 :まず我が家の場合私も夫も地方出身で、首都圏の高校受験の経験はないんですね。
どちらも公立出身で、知識も経験もない状態だったんです。
高校といえば公立、みたいななんとなく先入観があって。
でも、この辺りって学校の数が多いので…選択肢が多いのは魅力的なんですけどね。
まず公立にって頭では言ってしまったんですけど…
最初の段階で始めたのは、まだ学年も下の方でしたし6年生、中1だと受験もまだ先だし、とりあえず3校抑えておけば良いかいうのが中1。
それで、中2になった時に、そうとは言っても、よくよく公立に行って欲しいなっていう状況だったので。
本人もまだ志望校も全然何も考えてなくて、まだ朧げな頃で親も朧げで。
それで5科やったんですけど、当時コロナもあってzoomの併用だったりとか、なかなかこう本人的にやりきれなかったんですね。
で、学舎は求められる勉強の量とレベルがすごく高いので、それを多分5科目でやるポテンシャルがなかったとは言い切らないんですけど、でもそこに頭が向かなかった。
部活もやりたいし、遊びたいし、好きな事もしたいし、電車も見たいし、みたいな。
そのバランスを取れるタイプではなかった。
神奈川の公立中学校なので、2年生になってくると、だんだん内申点を意識せざるを得ないっていう状況になってきて、この内申点ではこの辺りの公立が現実的かな、っていうのがやっと中3の夏くらいになってあがってきた。
中3になると、本人も段々といろんなものが見えるようになってきて、学校見学とかも始まって私立も公立も見に行って、大学附属に行きたいってなって。
なんでなんでっていうのを、どんどん掘り下げていった3年間だったんですけど、大学受験の無い環境でやっていきたいと。
あ、そっか、ってなって…となると大学附属は私立じゃないですか。
親としては公立最後まで受けて欲しかったんです。
でも中3の夏かな、色々考えた時に理社は最後どうするかっていうのはすごい葛藤したんですけど、本人の意思を尊重してかつ時間も残り少なくなってくる時期なので、周りもペース上げてきますし、もうそこに労力をかけるよりは科目を絞って、残り時間から逆算して最善と思われる道を考えた時に、そこで中3の夏で私立っていう選択を取りましたね。
門野坂:なるほど。はい。ありがとうございます。
2つの観点から少し振り返っていくと、まず序盤のお子様の話を振り返っていくと、確かに彼は自分の好きなものがしっかりありますよね。
僕も主に2年間関わる中では、やっぱり将棋に熱中してる時期もあれば、電車が好きですからそれに邁進してるような時期もあるなっていうふうに思ったり、彼が好きで突き詰めたいものがあるタイプなのは感じてたので、本当にそういう子ですよね。
だからこそ5教科をね、器用にこなすっていうのは…単刀直入に言うと理科とかね、ちょっと手を焼いてた部分はありますよね。
そういった中で進路、公立か私立かっていうところで、5科で受ける公立か、3科目で受ける私立かっていうところを悩まれたっていう話に、最後は至ったと思うんですけど、
もう少しこう膨らますと、僕らの川崎学舎に入ってくださる保護者の方で、実はそのそれこそ地方出身で首都圏とか東京の近くに引っ越してきて、そこから初めての関東圏での受験に悩んでしまうからこそ、色々相談いただくってパターンは結構多くて、そういう方も実際いらっしゃるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
差し支えなければ、進路に悩んでいる時に、僕らにはどんな手助けができてたのかみたいなところ‥
逆に本当に助けになってるのか、僕らも洗い直したくて、何かお伺いできればと思うんですけど。
悩んだ時は、特に今村が対応してたと思うんですけど。
進路で悩んだ時は、先生に相談
山本 :そうですね、まだ悩んでるんですってご連絡すると、すぐ対応してくださって。
電話だったり時間が合えば面談の場を設けてくださったり、本当に先生方お忙しい中寄り添って話を聞いてくださいました。
そこはすごく感謝してます。
電話じゃ難しいんですけど、面談の場って会えるので資料見ながらこの学校だったらここに問題が出ますとか、リョウマだったらこういったタイプなのでこういう道もありますとか、具体的にお話を進めてくださった。
そうとは言っても、そこで「そうですね」ってそこの場で実はクリアにならないんですよ、不思議なもので。先生はそうおっしゃってるけど、判断軸がないから本当なのかなって分からないんです。
どうするかって言ったら、自分で調べるしかないんです、親も。
図書館に行くと、黄色い分厚い高校進路あるじゃないですか。
あれの冒頭に概略書いてあるんですよ。中まで読んでくと学校の話とか、そういうのじゃなくて黄色い辞書みたいな、頭から読んでいくとこれくらいの大体偏差値で分かれちゃうので、相応の受験を狙うんだったらこういった戦略だと。
この辺だったら、こういった戦略とか、結構複数校受けるのも全然変な話じゃないとか、まぁ10ページくらいですね、冒頭あって。
そういうのを調べてちゃんと読んで「あ、本当だ、先生のおっしゃる通りだ」っていうのを1周繰り返してやっと納得っていうのがありました。
だからネットって今便利ですけど、偏った情報もあるので、自分の納得できるところから納得できる形で落とし込んでいくしかないと思います、親の不安っていうのは。
で、そのサイクルを回すのに、先生の意見はとても大事で、それがないとそもそもが分からないので。私立もこんなに受けるの?みたいなのはあったんですよ。
公立1校、私立1校くらいじゃないのかなと思ったんですけど、読んでくとやっぱり5、6校受けるのは全然、そういったものだっていうのを分かって、本当だ先生仰った通りだって実感しましたね。
受験校はスケジュールも考慮して
門野坂:私の母は宮城出身なので、すごい僕の進路には悩んだそうなんです。まずは普通の公立の中学校に行ってある程度自分のランクが分かって、そしたら地元のトップ校とか中堅校とかそういう行く先がそんなに多くなくて、その中から選んでいくっていう形ですよね。
ところが、東京、神奈川の受験というのは、まぁ埼玉、千葉も含めてですけど、やっぱり埼玉、千葉の早い日程の学校を試しで受けてから本番っていう、まず日程のズレも考慮して組まないといけないし、私立だったら3科、公立だったら5科っていう違いがありますよね。
そういった中で、公立と私立の併願の組み合わせ、私立のみの併願の組み合わせ、それまた日程の調整が入って、というところで非常に多岐に渡りますよね。
その中では、やっぱり自分が信用できるメディアを参照しながら、納得して決めていくしかない。
その中のひとつの意見として、参考になるっていうところでしたもんね。
山本 :そうですね。まず先生方っていうのはありました。
悩んだ時とか困った時とか、知りたいなってなった時はまず先生に相談っていうのは1つ、存在としてあったんですよね。
困った時の相談窓口みたいな、その安心感はすごくありました。
門野坂:分かりました。ありがとうございます。
今は塾の良いところを話してくださったと思うんですけど、逆にこの塾のウィークポイントやデメリットの部分も単刀直入に教えていただけると、入塾を検討してる方の参考にもなると思うのですが。
山本 :言っちゃいますよ。
門野坂:お願いします。
川崎学舎のウィークポイントは?
山本 :2点ですね。
1つはまず距離ですね。
これはもうどうしようもないんですけど、駅との距離です。
これすごく悩みました。うちは特に電車通塾だったので、帰りが夜遅い時間になるのもあって悩んだんですけど、慣れたらさほどでもなかったのと、あと小学生だったころに、希望すれば駅近くまで送ってくださるのが助かりましたし、市役所もあるところだし、大通りを歩けばさほど問題でもなかったのかなぁと。
本当は近いといいんですけど、自転車や電車で通う者からすると、距離の面はすごくありましたね。
もう1つは、大変少ないマンパワーで、この時間のこの濃さを対応していただいてるので、先生方にですね、すごい長時間塾を開けていただいたり、お身体心配したくらい…ちゃんと寝てるのかなとかあって。
…ので、事務方側面ですね。
休校日の日程とか予定が立たないなっていう時はありました。
でも川崎学舎を選ぶ保護者の方って、そこを求めてない気がするんですよね。
うちもそうでしたし、そういうのを細かく求める方は大手だったりを選んで、そもそも学舎を選ばないような気がするんです。
だから、むしろ私何かできることありますか?言いそうになりました…
門野坂:まぁ今2点話してくださって、1点目距離の問題で、これは正直ありますよね。
川崎駅から徒歩13分くらいはかかっちゃうから、距離あるし塾終わるの10時過ぎになるから、夜は特に不安だったりとかっていう部分があると思いますよね。
ただ確かに慣れてくださる方多いです。大通りを結局面してるのがあるから、まっすぐ行けばってところもあるし、何回かこう今でもやってるんですけど、送ってあげると道掴んでそういうふうに通いやすさ覚えてくれる人はいるので。
その距離の面は、まずちょっと1つ問題としてはありますよね。
2点目としては、すごい自覚あるんですけれども、事務方の面ですよね。
山本 :でも、これはウィークポイントっていうのも申し訳なくて。
門野坂:いや全然。
今季から本当に僕が奪い取って、僕スケジュール管理好きなので、奪い取って出してて、1ヶ月ちょっと前に次の出すみたいにやってるから改善していけたらと思うんですけど、でもやっぱり正直それでも別に休校はひとつの例だと思っていて、色々事務的な面で対応が遅くなってしまう面はあるのかなと感じています。ここ少し掘り下げていきたいんですけれども、川崎学舎に通ってくださる方は結構、これは言っていいのかあれなんですけど、やっぱり話のスタートに学校歴、学歴スタートじゃなかったりとか、塾としてのカリキュラムとか日程とかそういうところの素早さじゃなくて、人として熱量を込めて見るっていう僕らの良さというか、それしかできない人もいるんですけど、そこはすごい買ってくださる方が多いかなっていうふうに思うんですけれども、そこから聞いてみたいのは、川崎学舎っていうのはどのような親御さんに合ってると思いますか?
川崎学舎におすすめの親御さんとは?
山本 :そうですね、意外と親って結構孤独で、特に受験ってデリケートな話って話せる人ってそんなにいないんですね。
まず進路とか悩みがあったら、まぁ悩まないことはないと思うんですけど、具体的なアレですけど余程うちはこう行くんですっていうのが決まってる方以外は全てっていう感じですね。
門野坂:あーなるほど、なるほど。
山本 :絶対ここなんだって、この路線で行くんですって、絶対公立とか上位校とか早慶だけとか決まってるんであればその道に行けばいいし、そうじゃなくてこの可能性もあるかもしれないし、ぼんやりしてる方も時間は決まっているので道は決めていかなきゃいけなくて。
で、親であれば子供にとって最善の、1番いい道で身を結んでほしい、でもどうしたらいいのか分からないので苦しいんですよその過程って。
川崎学舎に…そうですね、うち自立してなかった手のかかる子供なんですね、長男なんですけど、1人目だからまだ親も分からないんですよね、どうしたらいいのか。
なのでもう本当に主観ですいません、私の主観なんですけど、うちみたいにまず経験がなくてこの辺りにも。まず受験感が分からないけど、なんとか子供の進路選びをサポートしてあげたい、でもどうしたらいいか分からないって親御さんに薦めたいです。
その子にとって良い道を一緒に向き合って探してくださる塾なので。
でも、大手だと埋もれるタイプっているんですよね。浮いちゃったりとか通えなくなっちゃったりとか、ただ行ってるだけの子とかいて、うちはそのタイプだったので目と手をかけてちゃんと見てるよっていう気配せをしていれば、あとは塾の先生と周りの環境、周りも勉強しますから、それを見ながら伸びていくんですよ。
なんか生き物育てる感じです。植物育てる感じですね。
門野坂:なるほど、ありがとうございます。
やっぱり、進路の悩みは多くの方が悩まれるところですよねきっと。
悩みを相談できない孤独な状況の中にいる方って、やっぱり多いと思うんですよね。進路が決まりきらない方は。
そういった親御さんには、まず相談に乗ってくれるという面では向いてる塾なのかなってところですかね。
山本 :そうですね。
大手だと対応する先生が変わったりとかしちゃいますけど、川崎学舎はそういうことはないので。
門野坂:なるほど、ありがとうございます。
それでは、ちょっと話が重複してしまうかもしれないんですけど、どんなお子様に合うかっていうのを改めていくつかあげていただけるとありがたいのですが、お願いできますか?
(インタビュー後編に続く)
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